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剪除法によるわきが治療

剪除法とは

脇の下の皮膚に横切開を加え、皮膚を剥がし、目で確かめながらはさみで汗腺を切除する方法です。

剪除法によるわきが治療の様子
剪除法によるわきが治療の様子

剪除法の特徴

健康保険でできるわきが治療です。

剪除法(皮弁法)の手術の実際

デザイン

腋毛の発生範囲より一回り大きな範囲をマーキングします。
手術範囲の中心に近いところで脇の下のしわの最もはっきりした所を切開線とします。

切開は4〜5cm程度ですが、傷が十分落ち着くとしわに隠れるため意外に目立ちません。

剪除法での切開予定線
剪除法での切開予定線

皮膚切開と皮下剥離

皮膚を切開すると同時に予定範囲の皮下を剥離(はくり)します。
剥離する層は、脂肪層の浅い部分です。

剪除

皮弁をひっくり返し皮下組織をはさみ(剪)で一つひとつ切除していきます。これを剪除法(せんじょほう)といいます。剪除法は、皮弁を形成することから「皮弁法」とも呼ばれています。

はさみで丁寧に一つ一つ切除していきます

はさみで一つひとつ切除していきます
はさみで一つひとつ切除していきます

皮下組織を切除したところ

皮下組織の切除
皮下組織の切除

傷の縫合とタイオーバー

十分アポクリン腺が切除できたと感じたら手術を終了します。

傷を丁寧に縫合するとともに細いドレーン(廃液管)を挿入しタイオーバーを施します。

タイオーバーとは、傷を面で圧迫するためガーゼ等を皮膚に縫い込み、持続的に圧迫が掛かるようにする工夫です。

剪除法によるわきが治療 手術後のタイオーバーの様子
タイオーバー

包帯

包帯は強く絞まらないように丁寧に巻き込みます。

健康保険でできるわきが治療


剪除法によるわきが治療

わきが治療は自費のみ、結構高価・・・と思っていませんか? 実はわきがの症状がしっかりある場合、これを健康保険では「腋臭症」という病名で表現しています。
もちろん、専門医が診察し診断を下しますので、ご自分が「わきが」と思っていても、専門医が「腋臭症」と診断しないかぎり、病的とはなりません。
ここで医師がわきが=腋臭症と診断した場合、剪除法という手術法であれば健康保険が適応されます。この治療は古くから行われていて、わきが治療の基本にもなっています。

ただし、超音波メス治療のようにわずかな傷痕で手術ができるというわけではなく、傷痕がやや長くなったり、ちょっと目立ったりするのが欠点です。
両側のわきがの治療費は、患者様負担分でおおむね4万円といったところです。


剪除法によるわきが治療のYouTubeムービー

剪除法の術後経過

術後2〜3日でタイオーバー除去、術後4〜5日で包帯を外します。術後2週間で抜糸を行ないます。抜糸後しばらくは、傷痕が不安定になりますが、いずれ落ち着いてくるものです。
暫くステロイドクリーム等を塗布しながら様子を観察していきます。もし、傷痕が目立つようなら十分落ち着いてから修正手術を試みます。

最後にタイオーバー処置をほどこし手術は終了します。包帯を巻き30分ほど休息をして帰宅できます。
手を腰に当てるなどして脇の下に空間を作るようにします。脇の下が圧迫されていますので腕全体がむくむ事があります。

術後2〜3日でタイオーバーを除去します。
その後軽く包帯を巻きます。この包帯も2日後には外しシャワー浴が可能になります。ここまでくれば、思いっきり腕を振ったり上げたりしなければ特に行動を妨げる必要はありません。
2週間後に抜糸をします。

1〜2ヶ月は傷痕は安定せず、硬さや赤みが強くでることがあります。また、傷がなかなか塞がらないこともありますが、じっくり様子をみていきます。
以外にきれいに復活するものです。
傷痕が完全に落ち着くのに1年くらいかかることも知っておくべきでしょう。

一見かなり汚い、あるいはひどい傷痕のように見えますが、6ヶ月も経過すると思いの他きれいに仕上がり傷痕は、殆どわからなくなります。

脇の下の皮膚は特殊です。この部位では相当に酷い衝撃を受けても傷痕が残りにくい場所なのです。

剪除法によるわきが治療の術後の様子
剪除法によるわきが治療の術後の様子

剪除法手術の手術費用

項目 金額
(消費税別)
剪除法 健康保険適応

剪除法手術の詳細情報

施術時間 1時間程度
施術後の通院 不要
腫れについて 2週間程度
カウンセリング当日治療 基本的に不可。感染症の血液検査結果があれば可能。
入院の必要性 不要
麻酔 局所麻酔
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